8インチWindowsタブレットの記事を書くなど、以前から興味を持っていたWindowsタブレットですが、この度、ようやく手に入れることができました。
Acer Iconia W4-820/FH
購入したPCはAcerの「Iconia W4-820/FH」というモデルです。発売日は2013年12月なので、1年近く前のモデルになります。発売から日が経ち、価格も3万円程度とこなれて来たので、購入に踏み切ってみました。
スペック
W4-820の主なスペックは以下の通りです。
CPU | Intel Atom Z3740 (1.33GHz) |
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メモリ | LPDDR3 2 GB |
ストレージ | 64 GB |
ディスプレイ | 8インチ 1280×800 |
OS | Windows 8.1 |
数あるWindowsタブレットの中からこのモデルを選んだのは、microHDMIが付いているからです。その内に機会があればディスプレイにつないでみようと思います。
ベンチマーク
Windowsエクスペリエンスインデックスの結果は以下の通りです。ちなみに、Windows 8.1でこのWindowsエクスペリエンスインデックスの結果がコントロールパネルのシステムから削除されました。今回はコマンドプロンプトからWinSAT.exeを実行する形で結果を取得しています。
コンポーネント | サブスコア |
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プロセッサ | 6.3 |
メモリ | 5.5 |
グラフィックス | 4.3 |
ゲーム用グラフィックス | 4.1 |
ハードティスク | 7 |
Acerの格安タッチパネル対応ノートPC「Aspire V5-531P-H14C/SF」と比較して、プロセッサスコアとハードディスクスコアはやや高め、ゲーム用グラフィックススコアはやや低めという感じです。Intel BayTrail-TとeMMCが貢献しているような結果になっています。過度な期待はできませんが、タブレットとして使って不満を感じる場面はあまりなさそうです。
少し使ってみて
Windowsタブレットを少し使ってみて、なんと言っても一番の魅力は価格かと思います。安価でありながら持ち運び可能なタブレット形態で、しかもフルスペックのWindowsが搭載されている点が魅力だと思います。価格面だけで言えば、AndroidやiOSを搭載したタブレットもありますが、こちらは自由度が低く、やはりスマートフォン用のOSなのかなという印象を持っています。
ただ、フルスペックのWindowsを搭載しているといっても所詮は8インチの小さなディスプレイでえす。ボタンを押そうと思っても、ボタンのサイズが指の大きさよりも小さく、押し間違えることも度々です。このあたりは、今後のタブレット対応アプリケーションの充実を期待したいと思います。
いろいろと書いてみましたが、PC好きであればiPadやAndroidタブレットよりも楽しめる1台だと思います。最近はW4-820よりも少しスペックを落とし、さらに安価なWindowsタブレットタブレットも登場してきています。この分野の製品が増えることを期待したいと思います。