レンタルサーバーを使っている場合、wwwあり・なしで同じページが表示される設定になっていることがあります。
例えば、次の2つのURLで同じ内容が表示される場合などです。
- https://example.com/
- https://www.example.com/
サーバー設定に詳しくない人にとっては、とにかく表示されることが大切なので、レンタルサーバーのこの初期設定自体は自然なことだと思います。
ただ、SEO的には異なるURLで同じ内容が表示されるのは好ましくないとされています。
ということで、wwwあり・なしはどちらか一方だけ表示されるように設定することが一般的です。
対策として.htaccessによるリダイレクトを使う場合が多いと思いますが、Cloudflareを使っている場合はページルールで対応することもできます。
以下、Cloudflareを使ってサブドメインのwwwあり・なしをリダイレクトする手順についてまとめてみます。
wwwありにリダイレクトする場合
Cloudflareにログイン、対象ドメインを選択後、メニュー欄から「ルール」»「ページルール」を選択
「ページルールを作成」ボタンをクリック
以下のようなルールを作成し「ページルールを保存およびデプロイ」ボタンをクリック
- URL:
example.com/* - 設定を選択する: URLの転送
- ステータスコードを選択する: 301 – 永久リダイレクト
- 転送先URLを入力してください: リダイレクト先のURL
※URLはリダイレクト元のURLです。ここではwwwなしのサブドメインを入力します。
※リダイレクト先のURLはhttps://www.example.com/$1のような形で設定します。$1はワイルドカード*の内容になります。
※常にトップページにリダイレクトしたい場合は$1を使わずhttps://www.example.com/としてください。
wwwなしにリダイレクトする場合
基本的には上記と同じ手順です。
ページルールは
- URL:
www.example.com/* - 設定を選択する: URLの転送
- ステータスコードを選択する: 301 – 永久リダイレクト
- 転送先URLを入力してください:
https://exampple.com/$1
としてください。
まとめ
Cloudflareを使ってサブドメインのwwwあり・なしにリダイレクトする方法について紹介してみました。
Cloudflareを使っても.htaccessを使っても結果としては同じになります。設定される方にとって便利な方を選んでみてください。
